nuitkaでmacアプリを配布できるようにする

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はじめに

Twitterでたまたまnuitkaが便利って流れてきたのでやろうと思ったがmacで使う方法を日本語で紹介してる人がいなかったのでちょっと調べてまとめてみました。

インストール

mac用のインストーラーはまだないのでPyPIでインストールしていきます。

以下のコマンドを実行するだけです。

pip3 install nuitka

Hello World

まずは変換する前のサンプルコードを書いていきます。

コンソールだけだと上手く動かなかったのでTkinterでGUIも作っていきます。

import tkinter as tk

root = tk.Tk()

tk.Label(root,text="hello world").pack()

if __name__ == "__main__":
    root.mainloop()

Tkinterは標準で入っているのでインストールは不要です。

nuitkaで変換

nuitkaは

python3 -m nuitka --macos-create-app-bundle

で.app形式のファイルに変換することができます。Documentとかを見るとnuitkaだけで実行できるっぽいすけどなんか私の環境ではできなかったです。

ただ実際にはもっとオプションを指定して書くのでよく使うオプションをリスト化しておきます。

  • –standalone クライアントにpythonの実行環境がなくても実行できるようにするやつ個人的には必須
  • –onefile 一つのファイルにまとめてくれるやつこれも個人的には必須
  • –enable-plugin=PlaginName プラグインも変換しなきゃいけない時に指定するやつ有名なものはつけ忘れても繪警告を出してくれる

Mac関係

  • –macos-app-icon=ICON_PATH アイコンのパスを指定する
  • –macos-app-name=APP_NAME アプリの名前を指定する
  • –macos-app-version=APP_VERSION アプリのバージョンを指定する。

終わりに

nuitkaでMacアプリを作る記事は見かけなかったので多少調べて書いたのですがもっともっと色々調べてみたくなりましたので有益な情報があれば色々これからの追加していきたいと思います。

あとあけおめです。

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